近所の市場。近所の八百屋、ちょっと大きい。おっちゃんおばちゃんおじいちゃんが「らっしゃいらっしゃい」と働く中ちょっと綺麗なひとがいる。
きっと嫁。

八百屋にふさわしくないロングスカートやチュニック姿で手にマニキュア。
ショートカットにお化粧して、けれど爽やかに大きな声で「いらっしゃーい」。
惚れてしまってもう1年。
ぽつぽつ通い出して顔を覚えられ。

今日のオススメを薦められ。要らないとは言えず、なんやかんやで買ってしまい。笑われたりする。
春は筍。そして蕗。バナナはいっつも安いよ安いよ。
さあスイカが並びだした。夏だ。夏だ。
笑顔に負けて今日もきゅうりとシイタケを。
「お姉ちゃん素直にオススメの品買ってくれるから(笑)・・・ありがとう」「安いとねー、なんか裏があるって思われて買わへん人もいるからねー」なんだかちょっと両想いになれた気がした今日。
明日は何を買おう。何を食べよう。
それだけを考えると面倒臭い毎日の食事の支度がちょっとだけ楽しくなる。嬉しい。楽しい。
なんだかとても美味しくなる。野菜が。そして人生が。